2020年9月9日に週刊少年マガジン41号に掲載された「ランウェイで笑って」(猪ノ谷言葉)の最新話【155話】のネタバレと感想をまとめました。
合同発表会のお目当てで訪れた綾野遠に呼び止められて、都村育人のブースを訪れた業界の大御所・オリヴィアは、育人に才能を大事にしなさい、と褒めます。
オリヴィアはアプロに興味を持ち、後の予定を遅らせて会場を回ります。
女性たち詰めかけ盛況な中、育人のバッグ「CALACURI」を次々と写真にとっていきます。
遠が育人にかけた言葉は育人をデザイナーとして認め、負けられない、という決意でした。
オリヴィアの秘書から名刺を渡され、コレクションを開くときに連絡してくれと伝えられます。
【ランウェイで笑って:154話】最新話ネタバレ
オリヴィアの名刺に見入る育人
育人はオリヴィアの秘書から、コレクションを開くときに連絡してという言葉と共に名刺を渡される。
その名刺には「OC.Publications」オリヴィアの名前があった。
藤戸社長から千雪をパリコレへ連れて行ってくれと頼まれた時に聞いた、孫のシャルロットの社交会デビューを台無しにして、オリヴィアを怒らせてしまった情景が浮かんだ。
オリヴィアの前で名刺を見つめる育人を、オリヴィアもまた見ていた。
千春を一瞥するオリヴィア
若い女性たちが続々と合同展示会へ来場してくる。
そこへ、育人のパリコレを目指すための独立の第一歩としての売り上げトップを実現するため、千雪たちも、力になるべく駆けつける。
千雪が女性たちで盛況の会場に入った正面には、オリヴィアと彼女の名刺を持って立っている育人がいた。
千雪は、顔を紅潮させながら、育人の作ったものを一番きれいに見せることができるのは自分であるという自負を持っていた。
育人に向かう千雪と美依は、会場を出ようと出口に向かうオリヴィアと交差する形になる。
美依はよけたが、千雪はオリヴィアを避けることなく育人の方へ進む。
オリヴィアとのすれ違いざまに、左手を挙げ、助けに来たと育人に声をかける。
そんな千雪をオリヴィアは横目で見降ろす。
育人と千春のコラボレーション
千雪が、取込み中だったかと育人に尋ねると、とまどいながらも、大丈夫と返答する。
育人はすばやく、オリヴィアの名刺を背中で隠す。
しかし、美依はオリヴィアに気付いていた。
どの服を着ればいいのか尋ねる千雪に、育人が示すと、すかさず、マネキンを片付けるよう指示する。
モデルの仕事は何かと育人に問うと、服を綺麗に見せることと返答する。
千雪はその答えに、「イエス」と言いながら、もっと売って、育人を売り上げ1位にすることを、モデルの顔になって、宣言する。
育人のバッグ「CALACURI」「を抱え、衣装を身にまとった千雪の姿に、会場の女性たちは息をのみ、気持ちが高揚する雰囲気を感じます。
合同展示会主催者でもあるアプロ社長の綾野麻衣も千雪が来て育人を応援したことで会場がより盛り上がったことを感じる。
育人のNoviceには多くの女性客や家族連れが訪れる。
そんな家族の一人の少女が、千雪をじっと見つめると、千雪も気づき微笑みを返す。
少女もうれしく感じ、衣装やバッグ、足元まで見入るのであった。
少女が千雪をじっと見るのに気付いた育人も少女を歓待する。
さまざまな思いをもって、合同展示会に出展したデザイナーたちの最終日が終わった。
全日程終了で、合同展示会場も閑散となる。
感想
育人はパリコレ出展を目標に、自身のブランドを立ち上げようとするも、デザイナーとしての知名度が足りないため、この合同展示会で売り上げトップを目指しています。
1日目は7変化するバッグが好評で売り上げ3位を獲得しましたが、トップになると独立することにもなります。
千春とも因縁のあるオリヴィアに育人が認められたことは大きな前進とも言えますが、複雑な関係も予想されます。
2日目の売り上げ順位もさることながら、今後の展開がとても気になります。
まとめ
以上、「ランウェイで笑って」【155話】最新話のネタバレあらすじを紹介しました。
次回の「ランウェイで笑って」【156話】ネタバレあらすじの掲載は9月16日の予定になります。
「ランウェイで笑って」の最新話までのネタバレ一覧はこちらにまとめてあります。