2020年9月16日に週刊少年マガジン42号に掲載された「東京卍リベンジャーズ」(和久井健)の最新話【174話】のネタバレと感想をまとめました。
佐野万次郎と黒川イザナの一騎打ちが始まりました。
終始攻勢を見せる黒川イザナですが、次第に佐野万次郎に抑えられていきます。
孤独が強さの源泉である黒川イザナに対して、佐野万次郎は弟である自分がまだ傍にいると説諭します。
佐野万次郎は黒川イザナのことを救いたいと心情を吐露します。
【東京卍リベンジャーズ:174話】最新話ネタバレ
黒川イザナの攻撃を見切った佐野万次郎
天竺、東京卍會、それぞれの部下たちが遠巻きに囲っている中央で、黒川イザナと佐野万次郎は一騎打ちをしている。
一騎打ちの中、佐野万次郎が「黒川イザナを救いたい」と吐露したため、一瞬静寂に包まれる。
「うるさい」と先に静寂を破ったのは黒川イザナである。
黒川イザナは上段蹴りを繰り出すも、佐野万次郎にバックステップで躱される。
佐野万次郎は黒川イザナの攻撃を完全に見切っている。
黒川イザナの大振攻撃の隙を狙って、佐野万次郎は右アッパーをカウンターで叩き込んだ。
態勢を崩した黒川イザナを見逃さず、佐野万次郎は上段蹴りで追撃した。
呆けていた花垣武道は、直撃した蹴りを見て勝ったと思った。
後に退けない黒川イザナ
黒川イザナは頭から崩れ落ち、一瞬意識を失う。
天竺四天王の鶴蝶が心配して叫ぶ。
黒川イザナを見下ろす佐野万次郎。
佐野万次郎は黒川イザナが立ち上がるのを待ってやる。
黒川イザナはふらつきながらも立ち上がる。
「やればできるんじゃないか」と上から目線で挑発する黒川イザナ。
「楽しくなってきた」と黒川イザナは笑みを見せて強がるが、パンチは佐野万次郎に当たらない。
佐野真一郎と同じようなことがあった黒川イザナ
佐野万次郎が殴りながら、「なぜそうなった、なぜ兄弟を愛せないのか」と問う。
佐野万次郎は黒川イザナさえ素直になれば、仲の良い兄弟になれたはずと考えている。
苦悶の表情を見せながら、黒川イザナは知ったような口を利く佐野万次郎に反発する。
「なんでだよ」と叱りつける佐野万次郎に、黒川イザナは佐野真一郎の面影を見る。
佐野真一郎もまた、今の佐野万次郎と同じようなことを黒川イザナに問うたのである。
その過去が、さらに黒川イザナの神経を逆なでする。
黒川イザナは、すべてを吹き飛ばすかのように「うるせえ」と叫び、佐野万次郎に殴りかかる。
正気を失ったように見える黒川イザナ
すでに意識が朦朧としているのか、黒川イザナは、佐野万次郎の背後に佐野真一郎とエマが見えている。
「なぜ、そっちにいるんだ」と言う黒川イザナに佐野万次郎は穏やかに「お前の負けだ」と諭す。
実力での勝利が難しいことを悟った黒川イザナは、叫びながら稀咲鉄太から拳銃を奪う。
黒川イザナは、拳銃を佐野万次郎に突きつける。
黒川イザナは「喧嘩まで負けたら全部なくなる」と言う。
涙を流しながら黒川イザナは、母親の言葉「これからは一人なのだから、強くいきなさいよ」を思い出している。
黒川イザナの目は完全に正気を失っているように見える。
感想
佐野万次郎vs.黒川イザナ編のクライマックスに突入しました。
今回は、二人以外は完全に見ている人になっていますね。
黒川イザナの母親が言ったこれから一人になるという意味は何なのでしょうか。
母親が涙を流しながら言っている点からして、望まぬ別れがあったのでしょう。
その母親の遺言を間違った方向に解釈して、喧嘩では絶対に負けないと捻じ曲がっていったのでしょうか。
佐野真一郎やエマに執着するところから見ると、一人ではいたくないけれど、一人にされたという点がトラウマになっているのかもしれませんね。
まとめ
以上、「東京卍リベンジャーズ」【174話】最新話のネタバレあらすじを紹介しました。
次回の「東京卍リベンジャーズ」【175話】ネタバレあらすじの掲載は9月23日の予定になります。
「東京卍リベンジャーズ」の最新話までのネタバレ一覧はこちらにまとめてあります。